横浜・三好、移籍後初先発で豪快1号 技巧派レフティーが大きな一歩

[ 2019年2月24日 05:30 ]

明治安田生命J1リーグ 第1節最終日   横浜3―2G大阪 ( 2019年2月23日    パナスタ )

前半34分、豪快ミドルでゴールを決めた横浜・三好(右)(撮影・坂田 高浩)
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 各地で8試合が行われ、横浜はG大阪を3―2で下した。東京五輪世代で新加入のMF三好康児(21)が1―1の前半34分に豪快なミドルシュートを突き刺し、移籍後初先発で初得点。横浜がアウェーでの開幕戦を勝利で飾るのは03年シーズン以来で、期待の新戦力が早くも真価を示した。

 名刺代わりの一発を、豪快に叩き込んだ。1―1の前半34分。MF天野の右クロスを相手DFがはじき出すと、そこに反応したのが新加入の三好だった。

 「得意な場所だったし、前を向いて持ったらシュートを打つイメージはあった」

 ペナルティーエリアの右サイドでボールを拾い、利き足の左を振り抜く。強烈なミドルシュートは日本代表GK東口が守るゴール左をぶち抜いた。横浜が敵地での開幕戦で白星を挙げたのは、03年シーズンの磐田戦(4―2)以来。フレッシュな新顔が大役を果たした。

 昨季は下部組織から育った川崎Fを離れ、札幌へ期限付き移籍した。札幌ではリーグ26試合3ゴール。プロ4年目にして初めて年間を通して試合に絡んだ。初の移籍で得た経験と自信。それらを引っ提げて今季は川崎Fで勝負する選択肢もあったが「ここでやることで、もっと成長できるんじゃないかなと思った」と直感を信じた。C大阪など他クラブからのオファーも断り、横浜で武者修行をする道を選んだ。

 東京五輪を目指す世代別日本代表でもプレーし、昨年のU―23選手権やアジア杯では10番を背負った。ただ、同世代ではMF堂安律(フローニンゲン)、DF冨安健洋(シントトロイデン)らがすでにA代表で主力に上り詰めている。「律やトミがA代表で試合に出ているのはうれしいけど、自分もA代表を目指しているので負けたくない。そのためにも試合で違いを見せていくことが大事だし、それしか(A代表に)つながらない」。高みを目指す技巧派レフティーが大きな一歩を踏み出した。

 ◆三好 康児(みよし・こうじ)1997年(平9)3月26日生まれ、神奈川県川崎市出身の21歳。川崎Fの下部組織から15年トップチームに昇格。同年4月4日の新潟戦でデビューし、16年7月2日の仙台戦でJ1初ゴール。18年は札幌に期限付き移籍。J1通算58試合出場9得点。1メートル67、64キロ。利き足は左。

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