Ｃ大阪、横浜に０―３完敗も…ＦＷ都倉は収穫強調「公式戦へ良い材料」

横浜との練習試合でチームメートに要求する都倉
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　宮崎キャンプ中のＣ大阪は９日、横浜と練習試合を行い、０―３で敗れた。控え組で臨んだ一戦は４―４―２の布陣を組み、札幌から新加入したＦＷ都倉賢（３２）が２トップの一角に。試合は横浜に主導権を握られ、いい形でボールを受けられないまま、９０分間を不発で終えた。

　今季から新たにロティーナ監督が指揮を執る中で、まだまだ攻守に多くの課題を感じさせた練習試合。だが、試合中にもチームメートと積極的にコミュニケーションを図った都倉は「公式戦に向けて良い材料になった」と前を向いた。

　「（横浜と比べて）チームの完成度に違いがあるのは仕方ない。今は個人個人のコンディションを上げる時期でもあるし、９０分間できたことは良かった。（前日の練習試合を含めて）昨日今日と良いエラーが出たし、それは公式戦に向けて良い材料になった」

　慣れ親しんだ環境を離れ、Ｃ大阪への完全移籍を決断した都倉。自身は新加入のＦＷブルーノ・メンデスとポジションを争っている中で、開幕に向けてしっかりと調整を続けていく。