日本、史上初の先発11人海外組濃厚 “多国籍軍”新時代の扉開く

[ 2019年1月31日 05:30 ]

アジア杯決勝   日本―カタール ( 2019年2月1日 )

ランニングする塩谷(中央)ら日本代表イレブン(撮影・小海途 良幹)
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 2大会ぶりの優勝へ、日本代表は2月1日(日本時間午後11時開始)にカタールとの決勝に挑む。鳥栖のGK権田修一(29)がポルティモネンセ(ポルトガル)に完全移籍することが正式決定したことを受け、決勝の先発メンバーが史上初めてオール海外組となる可能性が高まった。アジアの頂点を懸けた大一番は「新時代」への突入を意味する一戦となる。

 アジアの頂点を懸けた決勝の舞台で日本代表が「新時代」に突入する。GK権田のポルティモネンセ移籍が正式決定し、先発メンバーはオール海外組となることが濃厚だ。前夜、森保監督はカタール―UAE戦を分析スタッフらと現地で視察し、優勝へのイメージを膨らませた。自信を持って海外組11人をピッチに送り出す。

 かつてカズ、中田英が道を切り開き、近年では当たり前となった海外移籍。それでも先発全員が海外組となるのはトルシエ、ザック時代もなかった。日々、フィジカルに勝る相手と競争し、強度の高い実戦の中で鍛錬を重ねた技術は国際大会で大きな武器となる。今回の先発には欧州各国とUAEの10カ国がそろい、まれに見る多国籍軍となりそうだ。

 覚悟の強さも優勝への原動力となる。シーズン中の所属先を離れた戦い。吉田は「キャリアのリスクを負って戦っている。ここで負けたら予選で負けるのと同じ」と言う。一方、長友は「今大会後、長友がRマドリードに移籍するかもしれませんよ」と笑った。優勝した11年大会の活躍をきっかけに名門インテル・ミラノに移籍した。アジア杯の重みは誰より心得ている。

 森保監督にとっては記録ずくめのファイナルとなる。全勝優勝となれば歴代初。決勝に勝てば昨年11月キルギス戦から8連勝。70年の岡野俊一郎監督、93年のオフト監督、96年の加茂周監督と並び、国際Aマッチの最多連勝タイとなる。くしくも先発全員が“国内組”という好対照のカタール。森保監督自身も負けられない決戦を制し「新時代」の扉を叩く。

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