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川口に聞く「一度も完成形に近づいたと思ったことはなかった」

[ 2018年11月15日 05:30 ]

笑顔で現役を振り返る川口(撮影・荻原 浩人)
Photo By スポニチ

 【川口と一問一答】

 ――GKで最も大事なことは?

 「GKは最後の砦(とりで)で頼れる存在であるべき。浮き沈みがあってはいけない。メンタルがやっぱり重要。不動のメンタルですね」

 ――一番驚いたセーブは?

 「96年アトランタ五輪のブラジル戦、ロベルトカルロスのシュート。キャッチできるとは思わなかった。あとはW杯ドイツ大会、ブラジル戦のジュニーニョペルナンブカノ。指先1本で触ったけど、指の位置がずれていたら折れていたかもしれない」

 ――理想のGK像は?

 「常に攻撃の第一歩としてプレーし広い守備範囲でゴールを守る。一度も自分が完成形に近づいたと思ったことはなかった。そういう選手を育てたい」 

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2018年11月15日のニュース