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湘南MF梅崎「1人で生きていないなと…」PK失敗で知った仲間の大切さ

[ 2018年11月15日 17:47 ]

平塚市のなでしこ小で授業をした梅崎(左)と新井
Photo By スポニチ

 湘南の選手29人が平塚市内の小学校を訪問し、教壇に立って子どもたちと触れ合う「ベルせん」が15日、市内7小学校15クラスで行われた。12年よりクラブの地域貢献活動として行われ、今年で7年目。平塚市立なでしこ小6年1組には梅崎司(31)と新井光(19)が優勝したルヴァン杯の優勝トロフィーを持参し、子どもたちに夢を持つことの大切さを話した。

 梅崎は「夢は大切、自分が楽しめることをどれぐらい見つけられるか」と、子供の頃の経験を披露しながら子どもたちに語りかけた。子供からチームワークの大切さについて聞かれると「他の選手より見えていることもある。チームメートが苦しんでいるときや、ひとつになれていないと気付いたときにチームのために発言している。最初は恥ずかしかったがそれがルヴァン杯の優勝につながった」と振り返る。

 ルヴァン杯準決勝柏戦の第2戦でPK戦にもつれ込み、梅崎が外したが、そのことを質問されると「負けたらどうしようと思ったが、1人で生きていないなと、仲間を感じさせられた。いまは失敗してよかったと思っている」と、大切なものを得たことを話した。

 プロ1年目の新井はルヴァン杯決勝ではベンチ入りできなかったが、「優勝はうれしいが、悔しい気持ちもある。残り2試合、もっとうまくなりたい」と、新たな目標を掲げた。

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2018年11月15日のニュース