モナコ　アンリ氏の新監督就任を発表　初の監督職、低迷チームを立て直せるか？

ティエリ・アンリ氏（ＡＰ）
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　フランス１部のモナコは１３日、新監督に元フランス代表ＦＷでクラブＯＢのティエリ・アンリ氏（４１）の就任を発表した。契約期間は２０２１年６月まで。今季リーグ９節を終えて２０チーム中１８位と低迷し、１１日にレオナルド・ジャルディン前監督（４４）を解任していた。

　クラブ公式サイトで、アンリ氏は「まず最初に、自分にとって特別なクラブで監督を務めるチャンスが与えられたことに感謝したい。モナコに戻って来られて嬉しいし、これからの挑戦に立ち向かう強い決意に満ちている。選手に会って一緒に仕事を始めるのが待ち切れない」と喜びと意気込みを語った。

　フランス代表で歴代最多の５１得点を挙げ、１９９８年Ｗ杯フランス大会で初優勝にも貢献したアンリ氏は、モナコで９４年にプロデビューして９９年までプレーした。その後はアーセナル、バルセロナなどで活躍。引退後の１６年からはベルギー代表でコーチを務めていた。自身初の監督職で低迷する古巣を立て直せるか、その手腕が試されることになりそうだ。