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神戸・イニエスタ 万全でない中、主将務め何度も見せ場 チームは逆転負けで8位後退

[ 2018年9月15日 23:02 ]

明治安田生命J1第26節   神戸1-2G大阪 ( 2018年9月15日 )

<神戸・G大阪>キャプテンマークを巻いて試合に出場した神戸・イニエスタ(撮影・後藤 大輝)
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 万全の状態からはほど遠くても、何度も見せ場を作った。1日の札幌戦で右足を痛めていた神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)は、チケットが完売したホームのG大阪戦に先発出場。前半5分にFW古橋へのパスで決定機を演出すると、同32分には最終ラインの裏へ走り込んだFW大槻に絶妙な浮き球パスを供給する。迎えた同35分、左足で古橋へスルーパスを通し、待望の先制点をアシストした。

 だが、後半に2失点をしたチームは逆転負けを喫し、公式戦4連敗。リーグでは3連敗となり8位に後退した。出場停止の元ドイツ代表FWポドルスキに代わり加入後初めて主将を務めたイニエスタは、右足の状態もあり後半26分に自ら途中交代を申し出た。

 試合後には報道陣の取材に対応。「本当にチームにとって悔しい試合。前半はチームとして良いプレーができていたかなと思います。ただ、後半にチームの組織が崩れてしまった。今、チームのダイナミズムというか流れというか、相手にちょっとでもチャンスがあると決められてしまう流れにある。流れを変えていかないといけないと感じています」などと語った。

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2018年9月15日のニュース