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アジア得点王の実力!G大阪FW黄義助が逆転弾

[ 2018年9月15日 23:05 ]

明治安田生命J1第26節   G大阪2-1神戸 ( 2018年9月15日 )

 アジアの得点王が、その実力を発揮した。G大阪の韓国代表FW黄義助(26)が、同点の後半23分に逆転弾。今季10得点目で、昨年8月26日・鳥栖戦以降17試合勝ち星がなかったアウェーでの勝利に貢献した。

 「スペースがなくて探していた。でも、その動きよりも(倉田)秋が素晴らしいパスを出してくれたからだ」

 アシストした倉田への賛辞を惜しまなかったが、DFと駆け引きをしながらゴール前でフリーになる嗅覚。チーム最多4本のシュートを放つなど、積極的な動きで神戸の脅威になり続けた。

 韓国U―23代表のオバーエージ枠としてアジア大会に参加するため、8月5日・名古屋戦を最後に一時離脱。アジア大会後は韓国フル代表にも招集され、G大阪に戻ってきたのは12日だった。2日間しか連係を確認する時間はなかったが「アジア大会の良いコンディションをキープしようとした努力が実った」と笑顔を浮かべた。

 アジア大会では1次リーグ初戦バーレーン戦でハットトリックを達成。勢いに乗り9得点で得点王に輝き、同国を2大会ぶり優勝に導いた。「ボールを受ける位置がより効率的になり、得点を取るポジションでのプレーが増えた」と宮本監督。一皮むけたストライカーの、今後の得点量産に期待を寄せた。

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2018年9月15日のニュース