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C大阪、もったいないドロー…本拠地改修前ラストで勝利飾れず

[ 2018年9月15日 05:30 ]

明治安田生命J1第26節   C大阪1―1磐田 ( 2018年9月14日    金鳥スタ )

<C大阪・磐田>キンチョウスタジアム改修前の最終戦を終えスタンドのサポーターにあいさつするC大阪イレブン(撮影・後藤 正志)
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 2試合が行われ、C大阪はホームで磐田と対戦し、1―1で引き分けた。後半10分に先制点を決められながらも、後半33分にDFオスマル(30)が同点ゴールをマーク。その後は攻め続けたが、追加点は奪えなかった。キンチョウスタジアムの改修前ラストマッチを白星で飾ることはできなかった。

 サポーターの大声援を背に、C大阪が怒濤(どとう)の攻撃を仕掛けた。後半33分、MFソウザの蹴ったCKをDFオスマルが頭で合わせて同点に追いつくと、その後はほぼ全選手が前に出て磐田を圧倒。だが決定機を仕留められず、1万3112人の観衆からため息が漏れた。

 「決めるところを決めていれば、もっと良い夜になっていた。勝たないといけなかった」とFW柿谷。10年8月から使用してきたキンチョウスタジアムが今季終了後から約2シーズンの改修工事に入るため、これが改修前のJ1ラストマッチ。17〜18年のキンチョウスタジアムでの成績はここまで公式戦20勝2分け1敗と圧倒的な勝率で今季は一度も負けていない。しかし最後は勝ちきれる展開で引き分けに終わった。

 ふくらはぎの違和感を訴えたMF清武が急きょ欠場し、右足薬指を骨折している日本代表FW杉本も欠いた中で攻撃面に課題は残った。優勝が絶望的となっている中で、残るは8試合。柿谷は「上の舞台でやるためにも、来年もACLに出られるようにやらないといけない」と語った。

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2018年9月15日のニュース