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川崎F クラブ史上最多タイ7発快勝!今季リーグ初先発の下田&Jデビューの田中もゴール

[ 2018年9月15日 22:49 ]

明治安田J1第26節第2日   川崎F7-0札幌 ( 2018年9月15日    等々力 )

<川崎F・札幌>後半、ゴールを決め喜ぶ田中(右から2人目)=撮影・小海途 良幹
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 川崎Fは15日にホームで札幌と対戦し、今季リーグ初先発のMF下田北斗(26)と、この日がJリーグデビュー戦となった東京五輪世代のMF田中碧(20)がゴールを決めた。

 森保ジャパン初陣となった11日のコスタリカ戦でA代表デビューを果たしたMF守田が負傷欠場、MF森谷もケガで離脱中とボランチにケガ人が続出する中、この日にようやくチャンスが巡ってきたのが下田だった。大島とコンビを組んで先発すると、3―0の後半12分に家長のシュートのこぼれ球を利き足でない右足でたたき込んだ。「落ち着いてふかさないように決められて良かった」。今季湘南から加入し、なかなか出番が巡ってこなかった中、リーグ初先発できっちり仕事をこなし、ホッとした表情で振り返った。

 それに続いたのが田中。後半39分にその下田に代わってピッチへ。ユースから昇格して2年目。この日がJ1デビューとなった20歳は、鬼木監督に「思い切ってやってこい」と送り出されると、「どん欲に得点を狙いにいった」とデビュー戦とは思えない思い切りの良さで攻撃に参加。すると後半アディショナルタイム。知念の左足シュートを相手GKが弾き、こぼれたボールを右足で思い切り振り抜きゴールネットを揺らした。「落ち着いて思い切り蹴れた」。

 下田、田中のゴールもあり、終わってみれば大量7得点。1試合7ゴールは09年10月25日の広島戦以来3度目のクラブ史上最多タイ記録で、同広島戦のベンチにはくしくも、現在は札幌を率いるペトロビッチ監督(60)が座っていた。

 広島が鳥栖に敗れたたため、1試合消化が少ない状況で、勝ち点差は再び6に。リーグ連覇へ、川崎Fが自慢の攻撃力を爆発させ再び勢いを増してきた。

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2018年9月15日のニュース