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磐田 俊輔、17戦ぶり先発で貴重な勝ち点1 桜内、今季1号

[ 2018年9月15日 05:30 ]

明治安田生命J1第26節   磐田1―1C大阪 ( 2018年9月14日    金鳥スタ )

<C大阪・磐田>前半、ボールをキープし攻める磐田・中村(撮影・後藤 正志)
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 磐田はアウェーでC大阪と引き分け、勝ち点1を持ち帰った。

 MF中村俊輔(40)がリーグ17試合ぶりに先発。1―6で大敗した前節・名古屋戦から先発5人を変更した。後半10分、相手GKがクロスをファンブル。エリア内でMF田口泰士(27)がつなぐと、最後はDF桜内渚(29)が右足で今季初ゴールを決めた。

 大阪出身で「チームのためにやる」と意気込むチーム主将の一発で先制。後半33分に左CKから同点とされると、その後は改修前最後の金鳥スタ開催勝利に燃えるC大阪の猛攻が始まった。それでもリーグ5試合ぶりのDF宮崎智彦(31)のゴールライン上のクリアなど一丸となって守り抜いた。

 今月1日の名古屋戦はクラブワーストタイの失点。リーグ戦が中断された2週間で、昨季最少失点を誇った堅守戦術を再確認するなど、立て直しを図った。名波浩監督(45)は8日のJ2大宮との練習試合で内容が良かった桜内、宮崎、小川航基(21)を先発に抜てき。

 GKカミンスキー(27)だけではなくDF陣が何度も体を張って相手のシュートを防いだ。指揮官が必要としていた「(6失点からの)メンタルの切り替え」は奏功し、今季4度目の連敗は阻止した。

 22日の次節ホーム横浜戦からは湘南、清水と、同じ中位に位置するチームとの試合が続く。上位浮上のきっかけをつかむのか、降格争いに足を踏み入れるのか。勝負の3連戦が始まる。 

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