長谷部　今季リーグ戦で初のベンチ入りも出番なし　香川は公式戦４試合連続でベンチ外

ドイツ１部第３節   ドルトムント３―１アイントラハト・フランクフルト （ 2018年9月14日 ）

　アイントラハト・フランクフルトのＭＦ長谷部誠（３４）は１４日のドルトムント戦で、今季リーグ戦では初めてベンチ入りしたが、出番はなかった。チームは１―３で敗れて２連敗。

　ドルトムントのＭＦ香川真司（２９）はリーグ３試合連続、公式戦４試合連続でベンチ外。

　試合後に取材に応じた長谷部の主な一問一答は以下の通り。

　――残念な結果だった。

　「そうですね。今日はゲーム的にはお互い堅い試合をした感じはあった。最後はドルトムントの強さを見せられたかなって思いますけどね」

　――チームが４バックになったことで、出場機会がないのか。

　「まあ、そうですね。フォーメーションが最初の２試合でうまくいかなくて、４バックに変えてからボランチで監督が好んで使う選手の中に、なかなか自分が入っていけないかなというのは、もちろんやっていても感じる。監督とはいろんな話はしてますけど。自分に足りないものをしっかり練習で見せていけば、チャンスはあるんじゃないかなと思います」

　――監督が好む感じとは。

　「とにかく走れて相手を潰せてっていう。今日出ている２人（フェルナンデス、トロ）もそうですし。ただ自分の強みはそこよりはもっとボールを触って、チームを落ち着かせてとかそういうところだと思う。今日の試合はそういうところでチームがちょっとうまくいっていないっていうのは感じた。もちろんチャンスを与えられれば、やれるなっていう部分もある。とにかく我慢しながら、来るチャンスをしっかりとつかみたいなという状態です」

　――コンディション的には全く問題ないのか。

　「はい、コンディションは大丈夫です」

　――リーグ初戦は風邪をひいて欠場した。

　「あの時は体調崩しましたけど、その週の練習ではスタメン組から外れていたので、まあ出ないなというのはあったんですけど」

　――来週から欧州リーグが始まる。

　「そうですね。連戦で、ケガ人も結構多い。こういう中でチャンスは来ると思うので、そこで（良いプレーを）見せなければまた次はないと思う」

　――（試合後に談笑していた）香川選手とはどんなことを話したのか。

　「真司とはお互いの近況を話したりとか、いろんな話をしました。ドルトムントでメンバーに入らないのと、フランクフルトで試合に出ないというのはちょっと次元が違うので。ドルトムントの方が競争は激しいし。ただ、今日の試合でもドルトムントに何が欠けてるかというのは、見てる人は感じると思う。彼も同じような我慢の時かもしれないですけど、その辺は励まし合いながら。そんな話をしました」