クロアチアに“内紛”　ＦＷカリニッチを除外「プレーできる選手だけが必要」

　Ｗ杯ロシア大会の１次リーグＤ組で首位に立つクロアチアに“内紛”が起こった。

　同協会は１８日、ＦＷニコラ・カリニッチ（３０＝ＡＣミラン）をＷ杯メンバーから除外すると発表。同日にチームを離れ、クロアチアに帰国した。

　理由は１６日に行われた１次リーグ初戦のナイジェリア戦でベンチスタートだった同選手が、途中出場を拒んだこと。ダリッチ監督は「後半に出場予定だったが、腰痛のため準備できていないと言われた。同じ事が親善試合ブラジル戦（３日）と日曜日（１７日）の練習前にも起こった。プレーできる選手だけが必要なので、決断を下した」と説明した。

　指揮官は２―０と快勝したナイジェリア戦後に「（チームに）ケガはなかったが、問題はあった」と話していた。

　クロアチアは勝ち点３でＤ組首位。２１日に勝ち点１の優勝候補アルゼンチンと対戦する。