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コロンビア代役SBは“アジアキラー” モヒカの高精度クロスは脅威

[ 2018年6月18日 05:30 ]

W杯1次リーグH組   日本―コロンビア ( 2018年6月19日    サランスク )

コロンビアのDFモヒカ
Photo By ゲッティ=共同

 アジアキラーが、日本の脅威となるかもしれない。日本と初戦で戦うコロンビアは、9日に左サイドバックのDFファブラが左膝十字じん帯断裂の重傷でチームを離脱。予選8試合に出場した主力を欠く痛手を負った。関係者によると代役は「モヒカの可能性が高い」という。

 17日は冒頭15分のみ練習を公開。軽い筋肉の疲労で14日の練習に不在だったハメス・ロドリゲスも笑顔でボールを蹴った。モヒカはジローナでプレーする25歳で、W杯南米予選出場はゼロ。国際Aマッチ出場はまだ4試合。前線の選手にばかり注目が集まるが、実はモヒカがキーマンとなる可能性をはらんでいる。

 国際Aマッチ出場4試合のうち2試合はアジア勢。デビューの15年3月バーレーン戦では後半18分の出場から1得点1アシストを記録した。同月のクウェート戦では後半開始からの出場でまたアシスト。たった計72分間で1得点2アシストだ。

 関係者によると、コロンビアはモヒカを使う“ハメスおとりプラン”を準備しているという。ハメス・ロドリゲスを中心に中央で時間をかけて組み立てている間に、攻撃力と高精度クロスが持ち味のモヒカが一気に駆け上がり、1トップのファルカオに深い位置から決定的なパスを通すイメージを高めている。日本にとっては穴どころか、“刺客”となりそうだ。

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2018年6月18日のニュース