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韓国 痛恨のVAR判定で0―1黒星発進…イ・スンウはW杯デビューも不発

[ 2018年6月18日 22:54 ]

W杯1次リーグF組   韓国0―1スウェーデン ( 2018年6月18日    ニジニーノブゴロド )

<スウェーデン・韓国>クローソン(上)をエリア内で倒しPKを与えてしまった韓国代表DFキム・ミヌ(AP)
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 FIFAランク57位の韓国がW杯1次リーグ初戦に臨み、同24位スウェーデンと0―1で敗れた。“韓国のメッシ”として注目のFWイ・スンウ(20)は後半28分から出場し、W杯デビューを飾るも無得点。前大会に続きまたも白星をつかむことが出来なかった。

 韓国は今季プレミアリーグのトットナムで大活躍したFWソン・フンミンが3トップの左サイドで先発出場。スペイン1部バルセロナ下部組織出身で期待の若手、20歳FWイ・スンウ(ベローナ)はベンチからスタートとなった。

 前半から押し込まれ、ピンチを迎えるも体を張った守備で耐え抜き0―0で後半へと折り返す。しかし、前半28分に左SBで先発したDFパク・チュホ(蔚山)が太ももを痛め負傷交代するアクシデント。代わってDFキム・ミヌがピッチに送られた。

 後半、代わって入ったキム・ミヌが好機を演出。左サイドを攻め上がり左足で正確なクロス。このボールをペナルティエリア中央に走り込んだMFク・ジャチョル(アウクスブルク)が頭で合わせるも、惜しくも枠の外に外れてしまった。

 すると同18分、今度はキム・ミヌが痛恨のファウル。自陣ペナルティエリア内でMFクローソン(クラスノダール)との競り合いで激しいタックル。プレーは一時流され、このまま続くかに思えたが主審がVAR判定を指示。リプレーを検証の結果、エリア内で足を引っ掛けた事が確認され、PKの判定。これをDFグランクビスト(クラスノダール)にきっちり決められ先制を許す。

 その後、期待のイ・スンウを投入するも見せ場なく試合終了。今後はドイツ、メキシコとの対戦が控えるだけに1次リーグ突破へ苦しいスタートとなった。

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