札幌　ＭＦ兵藤、今季初シャドーでの先発濃厚「ゴールに絡む」

明治安田生命Ｊ１第１２節   札幌―鳥栖 （ 2018年5月1日    ベアスタ ）

ランニングする札幌の兵藤（右）
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　札幌は２日の鳥栖戦（ベアスタ）に向けて１日、札幌・宮の沢で最終調整した。今季初めてシャドーの位置での先発出場が濃厚となったＭＦ兵藤慎剛（３２）が、現在８試合負けなしのＪ１でのクラブ記録更新を誓った。

　「シャドーではゴールに絡むようなプレーを求められていると思うので、しっかり準備して臨みたい」。今季はボランチで先発出場が２試合。途中出場でもシャドーは１試合しかなく、ボランチとしてチームを支えてきた。ただ、本職はもう１列前。「シャドーの方が持ち味は生きる」という自身の能力を最大限発揮できる得意の位置で、勝利へ導く。

　連戦による疲労の影響や、鳥栖戦後に中２日で戦うＧ大阪戦（札幌厚別）を見据え、鳥栖戦では今季初めてＦＷ都倉、ＭＦチャナティップ、ＭＦ三好が同時にメンバー外となりチーム力が問われる一戦。兵藤は「代わりの選手が結果を出せばチーム力は上がる」と気合満点だ。