札幌 無失点で勝ち点 ペトロヴィッチ監督淡々「妥当だった」

[ 2018年4月22日 05:30 ]

明治安田生命J1第9節   札幌0-0浦和 ( 2018年4月21日    埼玉 )

<浦和・札幌>ピッチ入りした札幌・ペトロヴィッチ監督は浦和ベンチの方に行きかけ苦笑いで札幌ベンチに向かう
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 貴重な勝ち点1を積み上げた。札幌は21日、埼玉スタジアムで浦和と対戦し、0―0のスコアレスドロー。昨夏までの5年半、浦和を指揮してきたペトロヴィッチ監督(60)にとって解任後初となる古巣との対戦は痛み分けに終わった。チームの連勝は3で止まったが、J1ではクラブ初の6試合連続勝ち点で勝ち点を15に伸ばした。

 勝てなくても負けない。連勝は3でストップした。でも、これでJ1ではクラブ最長となる6試合無敗(4勝2分け)だ。4試合連続ゴールを逃したFW都倉は、敵地で浦和相手にドローへ持ち込んで前を向いた。

 「ベストではないがベターな結果」。その言葉が、この一戦の全てを物語っていた。

 試合前、ペトロヴィッチ監督は浦和サポーターの容赦ない大ブーイングを浴びた。「特に特別な感情はなかった」という通り、冷静にタクトを振るい「どちらもよく走り、よく戦った試合。引き分けが妥当だった」と淡々と振り返った。

 約7週間で公式戦15試合という過密日程の真っただ中。しかもルヴァン杯も含めて3試合連続の敵地だ。自分たちの狙いを出せなかったドロー。ペトロヴィッチ監督は「連戦でトレーニングする時間がなかった。チームはまだ始動して3カ月。反復練習しなきゃいけない」。そして「札幌は長い距離を移動しなきゃいけない。連戦で体力的な負担が大きい」と説明した。

 その言葉通りに運動量は少なく、攻撃サッカーは影を潜めた。後半17分にMF兵藤を投入し、3ボランチ気味にして守備を修正。兵藤は「全員が球際に行ってたし、守備で相手の得意なプレーをさせなかった」と話し、進藤は「後ろがやられなきゃ負けない」と続けた。ここ6試合でわずか3失点。守備の安定感が負けないチームの礎となっている。

 勝ち点15はJ1でのクラブ史上最高タイの11位で終えた昨季の前半戦と同じ。札幌はハイペースで勝ち点を積み上げている。

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