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全てが規格外 エピソードの宝庫 担当記者が振り返る「怪物・平山」

2006年、髪を赤く染めた平山
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 天然か、計算か、その言動がとにかく笑えた。現役引退を発表したFW平山相太(32)を頻繁に取材したのは06〜08年。オランダ1部ヘラクレスからFC東京に電撃移籍した“怪物”への注目度は高く、連日、大量の原稿を執筆したが、ネタに困った記憶はほとんどない。

 06年10月17日の名古屋戦でJリーグ初得点を決めた際はゴールパフォーマンスでスポンサー看板をキックして破壊。クラブから厳重注意を受け、パフォーマンスを“投げキス”に変更したが、伊野波、梶山らチームメートに「キモい」と酷評されて1度限りでの封印を余儀なくされた。

 06年11月9日にU―21日本代表の韓国遠征メンバーから落選した際は「焼き肉を食べたかった」と悔しがった。同25日には「気分転換。赤が好きなので」と髪を赤く染めて練習に姿を見せたが、次節は浦和戦。相手のチームカラーだったため、当時の倉又監督は絶句していた。ダイエット指令を受けていた07年2月14日の練習後にはファンからチョコレートを1つももらえず「減量にはプラスになる」と強がった。

 エピソードを思い起こせばきりがない。現場で起きたことが、そのまま記事になっただけに、当時は下準備をせずに“丸腰”で現場に向かうことも多かった。それだけに、平山が落選した08年北京五輪ではネタ探しに四苦八苦した記憶がある。もちろん、高校選手権歴代最多17ゴール、国際Aマッチデビュー戦でのハットトリックなどピッチ内のインパクトも抜群だった。全てが規格外。ケガさえなければ、世界で活躍できるストライカーになれたはずだと、今でも信じている。(木本 新也)

[ 2018年1月26日 18:06 ]

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