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元同僚・石川直宏氏「寂しいし残念だけど気持ちがよく分かる」平山胸中思いやる

[ 2018年1月26日 18:32 ]

 昨季限りで現役を引退した元日本代表MFの石川直宏氏(36)が26日、自身のツイッターを更新。FC東京時代のチームメートで、この日、引退を電撃発表した元日本代表FW平山相太(32=仙台)の胸中を思いやった。

 平山は11年間在籍したFC東京から昨季仙台へ完全移籍。昨年3月11日に左くるぶし付近の腱の脱臼で手術を受けて全治3カ月と発表され、そのまま公式戦出場なくシーズンを終えていた。それでも昨年12月28日にはクラブから契約更新が発表され、平山も「今シーズンはけがで苦しみ、悔しい1年でした。来シーズンは悔しさを原動力に、ゴールを決めてチームの勝利に貢献したいです。応援よろしくお願いいたします」とクラブを通じてコメントしていた。

 だが、この日はクラブを通じて「度重なるけがのため、現役から退き、引退することを決断いたしました」とコメント。今季開幕まで約1カ月というタイミングで突然の引退発表となった。

 石川氏は事前に報告を受けていたようで、「相太の引退。本人から連絡もらった時には驚きと信じられない気持ちでした。ただ、電話から聞こえてきた声はいつも通りで。引退するのにも相当悩んだと思うけど、長年の怪我と痛みで悩み続けていた心とからだをリセットさせる必要があったのかもしれない」とツイート。自身も15年8月に左前十字じん帯断裂、16年7月に左膝内側半月板損傷などけがに泣かされ、本来のプレーができないと昨季限りでの引退を決意した。それだけに「寂しいし残念だけど気持ちがよく分かる」と平山の胸中を慮った。

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2018年1月26日のニュース