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8度の2位の悔しさ糧に…鬼木監督「フロンターレの歴史が動き出した」

[ 2017年12月2日 17:28 ]

明治安田生命J1リーグ最終節   川崎F5―0大宮 ( 2017年12月2日    等々力 )

<川崎F・大宮>初優勝しスピーチする鬼木監督                      
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 川崎Fはホームで大宮に5―0で快勝し、勝ち点72で並んだ鹿島を得失点差で上回って、逆転で悲願の初優勝。監督1年目でクラブに歴史的な初タイトルをもたらした鬼木達監督(43)は「選手とサポーターのおかげでタイトルを取ることができました」と喜びを口にした。

 鬼木監督は鹿島、川崎FでMFとしてプレーした後、指導者に転身。2010年からトップチームのコーチを務め、風間八宏前監督の退任に伴って今季からチームを率いた。

 今季はACL、天皇杯、ルヴァン杯とタイトルを逃してきたが、最後の最後で古巣・鹿島を逆転してJ1初優勝を飾った。「苦しいシーズンでしたけど、悔しい思いをしたチーム、最後にプレゼントが転がってくればと思っていました」と振り返り、「選手は本当に我慢強く戦ってくれた。サポーターも序盤苦しい中、後押ししてくれた。最後にホームで決められたのは最高です」と涙声で語った指揮官。過去8度の2位(国内主要3大タイトル)の悔しさを糧にクラブ創設21年目でのタイトルを獲得し、「これでフロンターレの歴史が動き出した」と感無量の表情だった。

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2017年12月2日のニュース