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清武、絶妙アシストでMOM 日本人3選手が同試合でフル出場

[ 2016年4月9日 11:09 ]

ヘルタ戦の後半、競り合うハノーバーの清武(右)

ブンデスリーガ第29節 ヘルタ2―2ハノーバー

(4月8日 ベルリン)
 ドイツ1部リーグで8日、清武弘嗣、酒井宏樹、山口蛍のハノーバーと原口元気のヘルタが対戦し、2―2で引き分けた。清武、酒井宏、原口はいずれもフル出場し、1アシストの清武がリーグ公式サイトのマン・オブ・マッチ(MOM)に選ばれた。3月の日本代表戦で負傷した山口はベンチ外だった。

 試合はホームのヘルタが開始3分で先制。一部残留の厳しいハノーバーは、前半18分清武の絶妙なアシストから追いつくと、後半13分にはMFシュミデバッハのゴールで逆転する。しかし、欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内のヘルタが、同27分エースのFWカル-が決めて振り出しに戻す。

 その後は両チームともに得点を奪うことができずに引き分け。ハノーバーは監督交代が功を奏して、清武を中心に好機を作り出して、連敗を5で止めた。ヘルタは前節ボルシアMG戦の大敗(0―5)から、最下位相手の引き分けで立ち直ることはできなかったが、今節の3位をキープした。

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2016年4月9日のニュース