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FC東京・小川「活躍できるとは…」、プロデビュー戦で逆転呼んだ!

[ 2016年3月1日 21:44 ]

<FC東京・ビンズオン>後半23分、FC東京・小川はオウンゴールを誘発する右CKを放つ
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ACL1次リーグE組 FC東京3―1ビンズオン

(3月1日 味スタ)
 プロデビュー戦となった19歳の左足がチームの窮地を救った。左サイドバックでスタメン出場した2年目のFC東京DF小川諒也は1―1の後半23分、右コーナーキックを任された。

 左足でゴールに向かうカーブをかけたキック。相手GKが右手によるパンチングをクリアミスすると、そのままGKの頭に当たってゴールに飛び込んだ。勝ち越しのオウンゴールを誘発すると、同39分にも右CKから途中出場のFW前田のヘッド弾をアシスト。2点に絡む活躍を見せた。

 「いつもなら水沼選手がキッカー。途中交代していて、自分がキッカーとしてアシストのチャンスをもらえた。しっかりアシストできるようにと思って臨みました」と初々しく声を弾ませた。

 流通経済大柏高からプロ入り2年目で次世代のレフティーモンスターとして期待されている。

 「最初は多少なり緊張があったんですが、何とか勝ちきることができてうれしいです。自分が決定的な仕事ができほど実力も伴っていないですし、ただがむしゃらにやることを考えていたので…。活躍できるとは考えてなかったです」。デビュー戦となったこの日、公式戦2連敗中と結果の出ていなかったチームに、新たな息吹を吹き込んだ。

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