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オウンゴールでようやく…FC東京“ヒヤヒヤ”逆転ACL1勝

[ 2016年3月1日 21:21 ]

<FC東京・ビンズオン>後半39分、FC東京・前田はヘディングでゴールを決める

ACL1次リーグE組 FC東京3―1ビンズオン

(3月1日 味スタ)
 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は1日、各地で1次リーグが行われ、E組のFC東京は味の素スタジアムでビンズオン(ベトナム)と対戦。先制を許すも後半5分にFWネイサン・バーンズ(27)の得点で追いつくと、同23分に相手GKのオウンゴールで勝ち越して3―1と逆転勝ち。今大会初勝利を手にし、通算成績を1勝1敗の勝ち点3とした。

 公式戦2連敗中のFC東京は2月27日のJ1リーグ戦の大宮戦(味スタ)からスタメン6人を入れ替えて臨んだ。しかし、前半23分、自陣でボールを奪われ、カウンターを浴びると、シュートのこぼれ球を押し込まれて先制を許した。

 ようやく目が覚めたのか、同27分、左サイドのセンタリングからのこぼれ球を拾ったMF田辺が右足でゴールを狙ったものの、左ポストに嫌われた。同34分にはMF水沼の右サイドから浮き球に、逆サイドの田辺がフリーで右足のボレーシュートを放つも相手GKの正面。同37分にはドリブルからFWサンダサが左足で放ったシュートがまたも左ポストを叩き、得点はならなかった。

 0―1で前半を折り返したFC東京は、後半開始からFW水沼に代えてFW阿部を投入。同5分、その阿部の左サイドからのセンタリングをファーのFWサンダサが頭で折り返したボールを、FWネイサン・バーンズが右足で決めて同点に追いついた。同21分にも阿部が倒されPKを獲得。しかしサンダサがPKを阻止され、勝ち越しのチャンスを潰してしまう。

 勝ち越せない悪い流れ。それでも2分後の同23分、DF小川が左足で蹴った右コーナーキックだった。ゴールに向かうカーブのかかった弾道が、相手GKの右手によるパンチングミスを誘い、そのままGKの頭に当たってゴールに飛び込むラッキーな形で勝ち越した。

 同39分にも小川の右CKから途中出場のFW前田が頭で合わせ勝利を確実なものにした。
 
 ホームでようやく初勝利を手にしたFC東京。次戦は15日に味の素スタジアムで江蘇蘇寧(中国)と対戦する。

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