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J王者に何が…広島まさかの4失点 水本「守備を見つめ直さないと」

[ 2016年3月1日 17:10 ]

<広島・FCソウル>前半、先制ゴールを決める広島・千葉(右端)

ACL1次リーグF組  広島1―4FCソウル

(3月1日 ソウルW杯)
 昨季、リーグ最少失点を記録したJリーグ王者・広島がまさかの4失点でFCソウル(韓国)に逆転負け。DF水本は試合後、「修正しないといけないところがたくさんある」と厳しい表情で語った。

 0―1で敗れた川崎FとのJ1第1ステージ開幕戦から中2日。森保監督はコンディションに不安を抱えるMF青山、FW佐藤ら主力を遠征メンバーから外し、先発も8人入れ替え。MF宮原、野津田、キム・ボムヨンは今季初めてスタメンに名を連ねた。

 「厳しい戦いになるのは分かっていた」(水本)と敵地で苦戦を覚悟していた広島だったが、前半25分にMF清水の左FKにDF千葉が頭で合わせて幸先よく先制。しかし前半のうちにセットプレーで追いつかれると、後半はFWアドリアーノに2試合連続ハットトリック達成を許して20分間で3失点。DF陣は昨季のベストメンバーだったが塩谷、千葉は中2日。青山と森崎和の不在も響き、「失点してしまってるんで…しっかりとした守備を見つめ直してやらないといけない」と水本は言葉を絞り出した。

 ACL2連敗スタートで早くも1次リーグ突破に黄信号がともった。それでも「残り4試合あります。しっかり前を向いて、突破できるようにしたい」と前を向いた水本。16日の第3節はブリーラムをホームに迎えるが、「ホームは絶対に勝たないといけない。勝ち点3以外ないです」と言い切った。

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