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先発8人入れ替えの広島 敵地で4発逆転負け…公式戦3連敗

[ 2016年3月1日 15:51 ]

<広島・FCソウル>前半、先制ゴールを決める広島・千葉(右端)

ACL1次リーグF組  広島1―4FCソウル

(3月1日 ソウルW杯)
 サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグが1日、各地で行われ、F組の広島はアウェーの韓国・ソウルでFCソウルと対戦し、1―4で逆転負け。1次リーグ2連敗を喫し、国内のリーグ戦を含めた公式戦の連敗は3に伸びた。

 ホームで行われた2月23日のACL初戦は山東魯能(中国)に1―2で逆転負けを喫し、同27日のJ1開幕戦では川崎Fに0―1で敗戦。中2日で臨む広島の森保監督はコンディションに不安を抱えるMF青山とFW佐藤を遠征メンバーから外し、先発メンバーも川崎F戦から8人を入れ替え。中2日のGK林とDF塩谷、千葉のほかは、FW浅野、MF野津田、宮原ら若手中心の起用となった。

 序盤から野津田、浅野らが積極的にゴールを狙った広島は前半25分、セットプレーから先制。MF清水が中央へクロスを送ると、千葉が相手DFに競り勝ち、ヘッドでゴールを揺らした。しかし7分後の同32分、右CKのこぼれ球を押し込まれて失点し、試合は振り出しに。後半立ち上がりの4分には左FKからFWアドリアーノに右足で決められて勝ち越しを許した。

 1点を追う広島はFWピーター・ウタカ、DF塩谷らのパスから好機をつくるも、逆に同11分、24分とアドリアーノに決められて2試合連続のハットトリック達成を許し、3点を追う展開に。その後、MF柏とFW皆川、宮吉を次々と投入して反撃を狙ったが得点を奪えず、痛すぎる逆転負けで勝ち点は0のまま。1次リーグ突破へ早くも黄信号がともった。

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