Ｊ１最多158得点争い　１位ゴン見守る中…大久保＆寿人不発

＜広島・川崎Ｆ＞前半、広島・佐藤（右）の上に乗りかかる川崎Ｆ・大久保（同２人目

明治安田生命Ｊ１第１Ｓ第１節 川崎Ｆ１―０広島

（2月27日 Ｅスタ）
　Ｊ１通算得点記録を争う広島・佐藤、川崎Ｆ・大久保のストライカー対決は両選手不発で痛み分けに終わった。

　この日は歴代１位の中山雅史（ＪＦＬ沼津）がテレビ局の取材で会場を訪れていた中、中山と１５７得点で並ぶ佐藤は「注目される一戦で負けたことが悔しい。最低でも勝ち点１を取らないといけなかった」と振り返った。シュートは前半４３分に相手ＤＦにブロックされた１本止まり。後半２３分に退いた。中山と佐藤を１点差で追う大久保はシュート４本も無得点。この日は守備の時間が長く、決定機はなかったが「開幕で勝つと安心する」と前向きで、中山にあいさつすると「次の試合で抜きますから」と宣言していた。