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鹿島 19歳・優磨ヘッド弾で白星発進!敵地でG大阪撃破

[ 2016年2月28日 16:07 ]

<G大阪・鹿島>後半27分、先制ゴールを決め、雄叫びを上げる鈴木

明治安田生命J1第1S第1節 鹿島1―0G大阪

(2月28日 吹田S)
 明治安田生命J1第1ステージ第1節は28日、大阪・吹田スタジアムで残り1試合が行われ、ホームのG大阪は鹿島と対戦。ともに決め手を欠いて迎えた後半27分、鹿島は途中出場のMF鈴木優磨(19)が鮮やかなヘディングシュートで先制し、そのまま逃げ切った。G大阪は新本拠地でリーグ戦白星発進を飾ることはできなかった。
 
 昨年10月のナビスコ杯決勝(鹿島3―0G大阪)の再現カードとなった一戦。試合は後半に動いた。互いに得点を奪えない展開の中、鹿島・石井監督の采配がハマった。後半24分に鈴木、カイオを投入。するとその3分後だった。相手陣内でボールをつなぎ、カイオが右サイドからエリア内に切れ込みクロス、これを鈴木が相手DFと競り合いながら頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。

 この日の鹿島は急性虫垂炎で9日に手術を受け13日に退院、全治4週間と診断されていたMF柴崎がスタメン出場。また1月の退団から電撃復帰という波乱のオフを過ごしたFW金崎も開幕戦のピッチに立った。前半から押し気味にゲームを進めると、19歳の若武者が値千金のゴールを奪った。

 G大阪はACL初戦のアウェー水原(韓国)戦から25日に帰国したばかり。20日のゼロックス杯・広島戦から3月19日の神戸戦まで29日間で8試合をこなす過密日程の中、この日のJ1開幕戦はFW宇佐美、パトリックがベンチスタートとなった。

 前半41分に藤本のシュートがクロスバーを直撃するなど惜しいシーンもあったが、後半21分に途中交代でピッチに入った宇佐美もノーゴール。詰めかけた地元サポーターに勝利を届けることはできなかった。

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2016年2月28日のニュース