Ｕ２２手倉森監督にハリル監督の金言　リオへ「楽観的になれ」

記者の質問に答えるサッカーＵ―22日本代表の手倉森監督

石垣合宿スタート

　リオ五輪アジア最終予選（来年１月１２日開幕、カタール）を控えるＵ―２２日本代表の石垣島合宿がスタートし、選手２４人とスタッフが宿舎入りした。手倉森監督はＡ代表のハリルホジッチ監督から最終予選に臨むに当たり“金言”を授かったことを明かした。１８日にメンバー発表のため訪れた日本協会で「あとは楽観的になれ。選手、スタッフを信じてやれ」と助言されたという。

　手倉森ジャパンは今月上旬の中東遠征で最終予選に出場するＵ―２２イエメン代表、同ウズベキスタン代表に１点も取れずに引き分けた。五輪切符獲得へ不安がよぎる結果で肩に力が入るところだが、１４年Ｗ杯ブラジル大会でアルジェリアを史上初の１６強に導いた「東欧の名将」のアドバイスは“脱力”。手倉森監督は「（石垣島の）大自然の力をもらいながら、いい雰囲気でキャンプができれば」と国内最終調整を自然体で行い本番へ臨む。