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ソシエダード、モイーズ監督を解任 後任はバルサ黄金時代のMF

[ 2015年11月10日 11:20 ]

 スペイン・リーガエスパニョーラのレアル・ソシエダードは9日、デビット・モイーズ監督(52)の解任と、エウセビオ・サクリスタン新監督(51)を発表した。サクリスタン新監督は現役時代、クライフ氏率いるバルセロナの黄金時代の中盤を支えた。

 モイーズ監督は13年まで11季に渡りエバートンで指揮をとり、14年にマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)の監督に就任。しかし、就任1季目ながら成績不振のため途中解任された。昨季途中の11月からレアル・ソシエダードで指揮を執っていたが、今季は11節終了時点で勝ち点9と低迷。6日昇格組ラス・パルマスに敗れたことで、ファンやメディアの批判が高まったため、チーム首脳陣も解任を決断した。

 サクリスタン新監督は現役時代に、1990年代前半のヨハン・クライフ率いるバルセロナの黄金時代に中盤でプレーし、リーグ4連覇をはじめ多くのタイトルを獲得。バリャドリード、セルタなどでのプレーを含め、リーグ歴代3位の出場記録をもつ。97年から在籍したバリャドリードでは、元日本代表FW城彰二とプレーしている。

 スペイン代表としても15試合に出場し、88年欧州選手権などで出場している。02年引退後は、03年からバルセロナでライカール監督のもとアシスタントコーチを務め、09年から2年間セルタで指揮を執った。11―12シーズンからバルセロナBを指揮し好成績を納めていたが、昨季は降格圏内で低迷し2月に解任されていた。

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2015年11月10日のニュース