磐田にＵ１８エース加入へ！桐光学園ＦＷ小川の来季入団が内定

来季の磐田入団が内定した桐光学園のＵ―１８日本代表ＦＷ小川航基（右）

　Ｊ２磐田にＵ―１８日本代表ＦＷ小川航基（桐光学園３年）の来季入団が内定したことが９日、分かった。この日午後に加藤久ＧＭ（５９）らチーム関係者が同校を訪問し、仮契約を締結。近日中にクラブから正式発表される。

　小川は足元の技術も高い１メートル８０の大型ストライカー。Ｕ―１８日本代表ではエースとして、９月２８日～１０月６日のＵ―１９アジア選手権予選（ラオス）で３戦３発と活躍した。高校でも７日の全国高校選手権神奈川県予選決勝・横浜市立東戦で全２発を決めて優勝に貢献。２年ぶりの全国へ導いた。

　磐田には７月１～３日に練習参加。その際、クラブについて「ゴンさん（中山雅史）や高原（直泰）さん、前田（遼一）さんがストライカーとして育っている。自分もその一員になれたら」と話し、練習参加中に過ごした寮の雰囲気にも「１歳上の先輩が４人いて、寮でも仲良くしてくれる」と好印象を示していた。新潟や清水にも練習参加したが、数週間前に磐田入りを決意したという。

　獲得へ尽力してきたチーム関係者は、小川について「スケールが大きく、将来性がある。技術もしっかりしている。ゴールを奪える、久しぶりにストライカーっぽい選手」と絶賛。「高原のような代表になれるストライカーに育てられれば」と“将来のエース”への成長に期待を寄せている。

　◆小川　航基（おがわ・こうき）１９９７年（平９）８月８日、横浜市出身の１８歳。小学校時代は横浜港北ＳＣ、中学時代は大豆戸ＦＣに所属。Ｕ―１８日本代表。１５年全国総体優秀選手。１メートル８０、７０キロ。利き足は右。