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C大阪、3発献上…今季ワースト得点差で敗戦 PO進出決定も笑顔なし

[ 2015年11月8日 17:53 ]

J2第40節最終日 C大阪0―3金沢

(11月8日 石川西部)
 J2C大阪はアウェーで金沢に0―3で屈し、今季ワーストの得点差で敗れた。前半42分、長期離脱からの復帰戦となった韓国代表GK金鎮鉉(キム・ジンヒョン)が、相手MF秋葉の無回転シュートをパンチングミスし先制点を献上。後半10分にCKからDF作田に追加点を奪われ、同12分にはMF星野にトドメの3点目を決められた。これで4戦連続勝ちなし。他会場の結果により5位以内が確定し、J1昇格プレーオフ出場が決定。だが、喜ぶ選手はひとりもいなかった。

 10月10日の北九州戦後に選手の前で辞意を表明しながら撤回したアウトゥオリ監督は、前節から先発7人を変更。ハーフタイムには「もっと強い気持ちを見せてほしい」と選手たちに語りかけた。だが、後半は前半以上にチグハグな攻撃を繰り返し、90分間を通して決定機はほぼ皆無。指揮官のゲキが功を奏すこともなかった。

 3位浮上の可能性が消滅し、残る2試合は4位キープがひとつの目標となる。だが、京都に勝利した5位愛媛とは勝ち点2差。プレーオフ準決勝のホーム開催も危うくなってきた。

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2015年11月8日のニュース