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武藤 今季2アシスト目!全2点に絡む活躍で4戦ぶり白星

[ 2015年11月8日 01:30 ]

ボルフスブルク戦の前半、競り合うマインツの武藤(左)

ブンデスリーガ第12節 マインツ2―0ボルフスブルク

(11月7日)
 マインツの日本代表FW武藤嘉紀(23)はホームのボルフスブルク戦にワントップでフル出場。前節ハットトリックを決めた武藤だったがこの日は自身に決定機は訪れず。シュートも1本のみに終わったが、前線からの激しいプレスやスルーパスでチームに貢献。後半30分には今季2アシスト目となるMFマリの追加点を演出して見せた。

 試合はボルフスブルクのMFドラクスラーが前半13分に一発退場となると同31分、武藤からのスルーパスを受けたMFサンペリオが左サイドを突破し中央へクロス。すると相手GKベナーリオがパンチングするも上手く弾けず、ボールはMFデブラシスのもとへ。これをがら空きのゴールへと蹴りこみマインツが先制。

 1―0で後半へと折り返すと同30分、中央でボールを受けた武藤が前線へ飛び出すMFマリへ鋭いパスを送る。このボールを受けたマリが相手DFと競り合いながら右足でネットを揺らし追加点。

 マインツは数的有利ながらボール支配率では圧倒されるが少ないチャンスをモノにしリーグ戦4試合ぶりの白星。武藤は無得点に終わったが、2得点に“絡み”チームが快勝したことで日本代表として臨む12日からのワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選へ気持良く合流できそうだ。

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2015年11月8日のニュース