栃木、またしてもラストプレーで失点　大分との勝ち点差３に縮めるも…

Ｊ２第４０節最終日 栃木２―２北九州

（11月8日 本城）
　Ｊ２は８日、各地で第４０節最終日の１０試合が行われ、最下位でＪ３降格危機に直面する栃木は前節の徳島戦に続いて北九州戦も試合終了目前のラストプレーで追いつかれ、１１試合ぶりの勝利を逃した。

　他会場の結果しだいで今節にも自動降格が決定する可能性があった栃木だが、試合前に２１位の大分が横浜ＦＣに敗れたため、今節の自動降格はひとまず回避。何としても勝ちたい１戦で、前半３６分ＦＷに広瀬が左クロスを頭で仕留めて先手を取った。後半１１分には相手ＦＷ小松に決められて追いつかれたが、同２４分にはＤＦ荒堀が右足で豪快なミドル弾を叩きこみ、勝ち越し。だが、迎えた後半４９分、小松に２点目を決められ、そのまま試合終了となった。

　この結果、最下位の栃木は勝ち点を１積み上げて３５。同３８の２１位・大分との勝ち点差は３に縮まり、京都、札幌と対戦する残り２試合に残留を懸けることになった。