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FIFA、事務局長の職務停止 W杯チケット不正転売の疑い

[ 2015年9月19日 05:30 ]

 FIFAは17日、ジェローム・バルク事務局長(54=フランス)の職務を停止したと発表した。理由は示されていないが、英ガーディアン紙などは昨年のW杯ブラジル大会でチケットを額面の数倍の金額で不正転売しようとした疑いと報じた。

 販売を委託された会社幹部の電子メールによると決勝トーナメントの230ドル(約2万7400円)の券50枚を1枚1300ドル(約15万4700円)で販売することになっていたという。同事務局長の弁護士は疑惑を否定も、FIFAは倫理委員会に真相究明を依頼。07年に就任した同事務局長はブラッター会長の側近。FIFAの汚職事件絡みでも疑惑が報じられており、任命責任を問われるのは必至だ。

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2015年9月19日のニュース