ＩＮＡＣ神戸　優勝へ王手！澤が攻守で奮闘、仙台に競り勝つ

＜仙台・ＩＮＡＣ神戸＞前半、ＩＮＡＣ神戸の澤（右）は仙台の嘉数とボールを奪い合う

なでしこリーグ第１６節第１日

（9月18日）
　３試合が行われ、首位のＩＮＡＣ神戸はアウェーで仙台に４―３で勝ち、レギュラーシリーズ優勝に王手をかけた。０―１の前半２４分、東アジア杯代表のＭＦ増矢理花（２０）が同点弾を決め、ＦＷ大野忍（３１）も２得点と活躍。２位日テレとの勝ち点差を４に広げ、日テレの結果次第では次節（２２、２３日）にも優勝が決まる。

　なでしこジャパンの佐々木監督が視察した一戦で、ＩＮＡＣ神戸の澤が攻守に奮闘し健在ぶりを見せつけた。夫の辻上裕章氏が男子トップチームの強化・育成担当を務める仙台とは結婚後、初対戦だったが「仕事は仕事なので、関係なく自分たちのプレーを見失わないように意識した」。

　背番号８は「勝ち点３を取れてよかったが、後半は向こうのペースでセカンドボールも拾えなかった。次の試合までに修正できれば」と中３日で迎える千葉戦へ気を引き締めた。