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香川 今季公式戦10戦全勝!後半開始から出場、パスで活性化

[ 2015年9月19日 05:30 ]

クラスノダール戦の後半、競り合うドルトムントの香川(左)

 欧州リーグは17日、各地で1次リーグが開幕し、C組のドルトムント(ドイツ)はホームでFCクラスノダール(ロシア)に2―1で逆転勝ちを収めた。日本代表MF香川真司(26)は後半開始からトップ下で出場。得点には絡まなかったが、攻撃にリズムをもたらして勝利に貢献した。

 正確なパスでビッグチャンスを演出した。1―1の後半20分、香川は右サイドを突破したムヒタリャンからのマイナスの折り返しに反応。左前方にダイレクトパスを送り、ヤヌザイのシュートを演出した。相手GKの好守に阻まれて得点にはならなかったが、後半からの出場で攻撃を活性化。終了間際の朴柱昊(パク・チュホ)の劇的決勝弾で白星を手にし、香川は「リズムが悪かったので、距離感やパスの回し方を意識した」と振り返った。

 トゥヘル監督は20日のレバークーゼンとのリーグ戦を見据えて、香川、バイグルら主力を温存した。ヤヌザイら新戦力を送り出したが、前半は連係が悪く先制弾を許した。しかし、香川が入った後半はリズムが変わった。今季公式戦は10戦全勝。香川は「最後に点を取れたのは今季を表している。次もタフな試合になるが、自分たちのサッカーをすれば必ず勝てる」と中2日で迎える次戦を見据えた。

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2015年9月19日のニュース