本田　ホルン経営参入で「将来ここでプレーしたいと思う時期が来るかも」

記者会見でＳＶホルンへの経営参画について話す本田圭佑

本田圭佑　ホルントライアウトを視察

　【本田に聞く】

　――経営参入を決めた理由は

　「以前から欧州で理念を共有できるクラブを探していました。自分たちの信念に近いクラブを見つけられたので、経営に関わらせていただくことになりました」

　――オーストリアという国、ホルンというクラブを選んだ理由は

　「クラブが野心を持って成長しようとしていたこと。もう一つはベースをオーストリア人で固めつつも、日本人選手との融合というのも狙いとして持っています」

　――経営にどのように関わっていくのか

　「現役選手ですので、そこ（ＡＣミラン）で結果を出していくのが使命。イタリアから現場とやりとりをしっかりして、より良いクラブづくりを目指していきたい。２部昇格を（当面の）目標に」

　――ここでのプレーを考えているか

　「やらなくてはいけないことは選手以外にもたくさんあります。時間が許すようであればプレーしたいと思う時期が来るかもしれない」

　――このクラブには女子チームもあるが

　「女の子にとってもいい環境をつくっていきたい。将来、なでしこと勝負できるくらいになれば素晴らしいですね」