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武藤、マインツ入団会見で「よっちと呼んで」ドイツ語で堂々アピール

[ 2015年7月9日 20:30 ]

背番号9のユニホームを手にする武藤(右)

 J1のFC東京からドイツ1部リーグ、ブンデスリーガのマインツに完全移籍した日本代表FW武藤嘉紀(22)が9日、現地で入団会見に臨み、覚えたてのドイツ語で「よっちと呼んでください」と堂々の挨拶を行った。

 武藤は「初めまして。私の名前は武藤嘉紀です」とドイツ語で切り出すと、続いて「よっちと呼んでください」と幼少期からのニックネームで、サポーターにも親しまれた「よっち」の呼び名を自らアピール。「マインツという素晴らしいクラブのメンバーになれて非常にうれしく思います。マインツのために自分の持っているすべてを捧げたいです。ドイツ語はとても難しいので頑張って勉強します。ありがとう」と続けた。

 チームへの初合流となった8日の練習ではシュミット監督からは「ヨシ」と呼ばれ、指示を受ける場面もあった武藤。日本で「うっちー」の愛称で呼ばれる日本代表DF内田篤人(27=シャルケ)は発音のしやすさからドイツでは「うっしー」と呼ばれているが、武藤の希望通りドイツでも「よっち」が浸透するか、注目だ。

 

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