甲府　昨季まで所属ＤＦ青山が「青き山シート」ホーム各戦で６席提供

　Ｊ１甲府は１３日、昨季まで在籍していたＤＦ青山直晃（２８）の意向を受け、「青き山シート」を設置することになったと発表した。甲府のホームゲーム全２０試合で実施し、各試合でバック指定席６席を用意。山梨県サッカー協会にチーム登録をし、活動している各年代のチームに贈呈される。

　「青き山シート」は、青山がクラブ在籍時に感じた「クラブと地域との温かい関係」をもっと多くの人に知ってもらいたいという思いから設置することを決定。クラブを通して、様々な年代の方々がスタジアムで出会い、サッカーの魅力を感じ、一体となる喜びを味わうことで、さらに山梨県全体が元気になって欲しいという思いがあるという。

　今季からタイ・プレミアリーグのムアントンに移籍した青山は甲府を通じ、「山梨の皆さん、お久しぶりです！青山直晃です。ヴァンフォーレ甲府は、地域との結びつきを実感できる温かくて大好きなクラブです。自分はチームを離れましたが、クラブや応援してくれた皆さんへの感謝の気持ちと今後も地域とクラブを結びつけるキッカケ作りに微力ながら貢献出来ればという思いから『青き山シート』を設置させてもらいたいと思います。中銀スタでサッカーを見て、より多くの人たちにサッカー・スポーツの魅力を感じてもらえれば幸いです。 ちなみに『青き』はヴァンフォーレ、『山』は山梨県と言う意味で、山梨県にヴァンフォーレ甲府あり！という意味です(笑) 」とコメントしている。