ハリル監督　年代別代表育成にも意欲…合宿合間にＵ18視察も

厳しい表情を見せながら会見するハリルホジッチ新監督
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ハリルホジッチ監督　来日、就任会見

　ハリルホジッチ監督が２４日からＡ代表と同じ大分県内で合宿を張るＵ―１８日本代表候補を視察する可能性が出てきた。就任会見で大仁会長は「アンダーカテゴリーの現状を話し、ユースのサポートをお願いしたところ、快く引き受けてくれるということでした」と明かした。

　「東欧のブラジル」と呼ばれた旧ユーゴスラビア出身の新監督には、低迷する年代別代表の育成にも期待。コートジボワール代表監督時代にはＪ２徳島でプレーしていた当時２１歳のＦＷドゥンビア（ローマ）を初招集し、大きく成長させた実績を持つ。Ａ代表の大分合宿のスケジュールは発表されていないが、練習が午後だけになる日があれば、Ｕ―１８代表候補を午前練習で視察し、助言を与えることも可能だ。

　すでに日本協会はＵ―２２の手倉森監督、Ｕ―１８の内山監督、Ｕ―１５の森山監督ら、各世代の代表スタッフを集めた会議を開催する方針。Ａ代表だけではなく、年代別代表にも積極的にハリルホジッチ流を浸透させていく。