長谷部“分析のすすめ” 指示待ちじゃダメ!相手に情報自ら整えろ

[ 2015年1月14日 08:09 ]

日本代表練習swランニングする長谷部

アジア杯1次リーグD組 日本―イラク

(1月16日 オーストラリア・ブリスベン)
 アジア杯の快勝発進から一夜明け、MF長谷部誠(30)が“分析のすすめ”を説いた。アギーレ監督の就任後は、相手チームの特徴や中心選手を伝えるミーティングは試合当日までなく、最低限の情報しか与えられていない。細かく指示が出ていたザッケローニ体制下とは対照的だが「情報が欲しければ個人的に映像を見ればいい。それがプロとして当たり前の姿勢」と強調した。

 ホテルの一室に設けられているリラックスルームに対戦国の映像は常備されており、個々で情報を入手することは可能。長谷部は12日の1次リーグ初戦前もパレスチナの2試合の映像を通しで見て、独自に相手を分析。「監督はプレーでもアドバイスはくれるけど、試合の中では自分が良いと思うことをやるようにと言っている。ピッチ内外で選手の考える力が試されている」と語った。

 次戦のイラク戦では偉大な先輩に肩を並べる。日本代表の主将として55試合目の国際Aマッチ出場となり、記録が判明している89年5月以降では、宮本恒靖が持つ最多記録に並ぶ。W杯南アフリカ大会直前の10年5月30日のイングランド戦で初めてキャプテンマークを巻き、11年アジア杯カタール大会、14年W杯ブラジル大会など大舞台でチームを引っ張ってきた。

 W杯ブラジル大会後は日本の未来を見据えて若手に主将を譲る方針を示していたが、アギーレ監督の要望で現在も主将を務める。パレスチナ戦前日には選手ミーティングを開き、ムードを引き締めるなど今大会でもリーダーシップを発揮。「次の相手は別ものと考えないと足をすくわれる」と気の緩みはない。指示を待つのではなく、自ら考える集団へ。18日に31回目の誕生日を迎える大黒柱は1ランク上のチームを目指して、各選手の心を整えていく。

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