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バレンシア、逆転で国王杯敗退 序盤の退場者が響き…守り切れず

[ 2015年1月14日 11:30 ]

スペイン国王杯5回戦第2戦

(1月13日)
 スペイン国王杯5回戦第2戦の2試合が13日に行われ、バレンシアはアウェーでエスパニョールに0―2で敗れ、2試合合計でも2―3で敗退が決まった。試合序盤にDFムスタフィの一発退場で数的不利になったのが影響して、守備陣が奮闘するも終盤に2得点を奪われた。

 第1戦を2―1で勝利していたバレンシアは、前半14分センターバックのムスタフィがFWセルヒオ・ガルシアに素早いプレスをかけられると、ボールを奪われる。慌てたムスタフィがセルヒオ・ガルシアのユニフォームを掴んで倒すと、主審は決定機阻止で一発退場の判定。

 数的不利となったバレンシアは守り切りを狙ったが、後半34分FKからFWカイセドに頭で決められて失点。2試合合計2―2もアウェーゴール数で敗退が決まるため、ヌノ監督は攻撃的MFパレホを投入したが、同44分右クロスからカイセドに決定的な2点目を決められた。

 もう1試合はマラガがアウェーで2―3と敗れたが、2試合合計4―3で上回りベスト8進出を決めた。エスパニョールはベスト8でグラナダ対セビリアの勝者と、マラガはセルタ対ビルバオの勝者と対戦する。

 5回戦残りの6試合は14、15日に行われ、第1戦を2―0で完勝したアトレチコ・マドリードはアウェーで昨季覇者レアル・マドリードとのマドリード・ダービーを迎える。

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2015年1月14日のニュース