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磐田U―18・田中誠新監督が初指導 理想は柳下&鈴木氏

[ 2015年1月14日 09:05 ]

磐田U―18を初指導した田中誠新監督

 磐田U―18と磐田U―15が13日、トップチームに先駆けて始動した。磐田U―18では今季就任した田中誠新監督(39)が上大之郷グラウンドで初指導。引退から3年、監督としてのキャリアをスタートさせた。最初の円陣では「しっかり1年間戦える体とメンタルをつくっていこう」と呼び掛け、ボール回しやミニゲームで約1時間半、選手の体慣らしに視線を注いだ。

 理想の監督像には、かつて磐田を指揮した柳下正明氏(55=現新潟監督)と鈴木政一氏(60=現日体大監督)を挙げ、「アメとムチの使い方を意識しながら、選手といい距離感をつかみたい」と抱負。理想のスタイルについては「つなぐところはつないで、ゴールへの優先順位も意識しながら“効率のいい”サッカーを目指したい」と掲げた。

 監督としての目標は、2つの“昇格”だ。1つはチームをプリンスリーグからプレミアリーグへ「昇格」させること。そしてもう1つは、選手をトップチームへ「昇格」させること。今季はクラブ全体で育成に力を入れる体制を掲げており、能力の高い選手についてはU―18からトップチームへの練習参加も積極的に行う予定だという。「育成プラス結果を求めていきたい」と見据えた。

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2015年1月14日のニュース