90歳賀川浩氏にＦＩＦＡ会長賞　取材歴60年以上「大変誇り」

国際サッカー連盟会長賞を受賞した、90歳にして第一線で取材を続けるサッカージャーナリストの賀川浩さん。右はブラッター会長（ＡＰ）

ＦＩＦＡ年間表彰式

（1月12日 スイス・チューリヒ）
　取材歴６０年以上の９０歳の日本人ジャーナリスト、賀川浩氏がＦＩＦＡ会長賞を日本人で初受賞した。

　ブラッター会長から称えられて「大変誇りに思う」と英語でスピーチして喝采を浴びた。女子最優秀監督最終候補に残っていたなでしこジャパンの佐々木監督は３位。「票を入れてくれるのは日本の女子が認知されているということ。招待してもらうだけでも夢のよう」と笑顔だった。また投票の詳細が公表され、女子最優秀選手の投票でなでしこジャパンのＭＦ宮間（岡山湯郷）は５位、ＭＦ川澄（ＩＮＡＣ神戸）は７位だった。