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大宮 渋谷監督続投発表「J1に復帰させることが私自身の使命」

[ 2014年12月11日 20:20 ]

 来季のJ2降格が決まった大宮は11日、渋谷洋樹監督(48)と来季も引き続き指揮を執ることで合意したと発表した。

 渋谷監督は今年8月末に大熊清前監督(現C大阪強化部長)の後を受けてコーチから監督に就任。渋谷監督が指揮した試合は6勝1分け5敗だったが、年間成績9勝8分け17敗の16位に終わり、チームはJ2降格が決まった。

 渋谷監督はクラブを通じ、まず「今シーズン1年間、辛いときも苦しいときも、共に闘っていただいた全ての皆さまに、心より感謝申し上げます。選手・スタッフ・クラブが全力を尽くしてまいりましたが、皆さまのご期待に応えることができず、降格という残念な結果となったことを大変申し訳なく思っております」と謝罪。

 その上で「このたび、監督を続投させていただくことになりました。降格させてしまったにもかかわらず、クラブから続投の要請をいただいたことに感謝しております。ここ数日間悩んだ結果、大宮アルディージャをJ1に復帰させることが私自身の使命と感じ、J1に向けての戦いに臨むことを決意しました」と続投の意思を決めるに至った経緯を説明した。

 そして、J2での闘いとなる来季に向け「今年の悔しい気持ちを持って、来シーズンはJ2という厳しいリーグとなりますが、大宮のために、地域のために、今まで以上に謙虚に、ひたむきに、妥協せず、しっかりと準備をし、攻守においてイニシアチブを取れる安定感のある戦いを続けることがJ1復帰、その先の飛躍に向けて必要だと思います。クラブに関わる全ての人たちとともに、一つになって闘ってまいりますので、ファン・サポーターの皆さま、パートナーの皆さま、引き続きご支援、そして熱いご声援をよろしくお願いいたします」と決意を表明した。

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2014年12月11日のニュース