湘南　横浜からＤＦ武田が完全移籍

　来季Ｊ１に昇格するＪ２湘南は１１日、Ｊ１横浜からＤＦ武田英二郎（２６）が完全移籍にて加入すると発表した。今季はＪ２福岡に期限付き移籍していた。

　武田はジュニアユース、ユースと横浜の下部組織育ちで、青山学院大を経て１１年に横浜入り。１２年はＪ２千葉、１３年はＪ２鳥取（現Ｊ３）、１４年はＪ２福岡にそれぞれ期限付き移籍していた。

　青山学院大４年生だった２０１０年には、当時Ｊ１だった湘南の特別指定選手としてナビスコ杯１試合に出場。翌１１年に横浜へ加入することが決まったため、特別指定選手を解除になっていた。Ｊ１リーグ戦の出場はなく、Ｊ２では通算８５試合に出場して３得点をマークしている。

　武田は湘南を通じ、「来年から加入することになりました武田英二郎です。持ち味は左足のキック、運動量、そして激しいディフェンスです。大学のときに特別指定選手としてお世話になったベルマーレで再びプレーができることを嬉しく思います。チームのために自分の全てを出して戦うので、応援よろしくお願いします」とコメント。

　横浜を通じては、「中学、高校、そしてプロと長い間お世話になったクラブから移籍するのは難しい決断でした。Ｆ・マリノスの選手としては全くチームに貢献できませんでしたが、その悔しさを忘れずにこれからも上を目指して頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願い致します」と談話を発表している。