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C大阪新社長に玉田稔氏「何としてでも1年でJ1に復帰できるよう一丸と」

[ 2014年12月11日 18:34 ]

 クラブ史上3度目のJ2降格が決まったC大阪は11日、臨時株主総会と取締役会を行い、岡野雅夫社長(61)が退任し、新たに玉田稔氏(61)が代表取締役社長に就任する新人事を発表した。

 玉田氏は兵庫県出身で、関西学院大経済学部を卒業後、1977年にヤンマーディーゼル株式会社(現ヤンマー株式会社)へ入社。同社のサッカープロ化推進部推進グループ課長を経て94年にはC大阪の事業部長に就任し、取締役企画・広報部長などを歴任。08年からヤンマーエネルギーシステム株式会社の社長を務めている。

 2015年2月1日にC大阪社長に就任することとなった玉田氏はクラブを通じ「クラブは来シーズンJ2を戦いますが、何としてでも1年でJ1に復帰できるようチーム・クラブスタッフが一丸となって努力致します。また、サポーターの皆様・ホームタウンの皆様・スポンサーの皆様・クラブに関わる全ての皆様に愛され、スポーツを通じて夢と喜びを提供するクラブを目指して、誠心誠意、業務に邁進する所存であります」とコメントしている。

 今季限りで退任する岡野社長は、2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で得点王&MVPに輝いたウルグアイ代表FWフォルランやドイツ1部リーグ、ブンデスリーガで通算88ゴールをマークした元ドイツ代表FWカカウら大型補強の陣頭指揮を執ったが、投じた巨額に反してチームは下位に低迷。1年で3人の監督が指揮を執るなど混迷を極めた末にクラブ史上3度目となるJ2降格が決まった。

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2014年12月11日のニュース