川崎Ｆ　登里２季ぶり弾で３連勝！大久保「鳥栖は走り足りないね」

＜鳥栖・川崎Ｆ＞後半１７分、ゴールを決め喜ぶ川崎Ｆ・登里（２３）

Ｊ１第１６節 川崎Ｆ１―０鳥栖

（7月23日 ベアスタ）
　川崎Ｆが鳥栖との上位対決を制して、３連勝を飾った。左サイドバックで先発した登里が後半１７分に決勝弾。森谷のパスを受けて左サイドを突破すると、角度のない位置から左足で決めた。

　前半は攻撃に絡む場面が少なかったが、ハーフタイムに風間監督から高い位置を取るように指示を受け、後半は積極的に攻撃参加。２季ぶりの通算６点目を「決勝点は初めて。上位対決で決められてうれしい」と喜んだ。

　チームは前半から速いパス回しで主導権を握った。豊富な運動量が売りの鳥栖を消耗させ、大久保は「前半途中に相手の選手が“きょうは無理”と言っていたので、勝てると思った。鳥栖は練習で相当走ってるみたいだけど、まだ走り足りないね」としてやったりの表情。順位は３位のままだが、２位鳥栖との勝ち点差を１に縮める価値ある勝利となった。