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浦和 4連勝で堅首!槙野&西川らでJ1新7連続完封を達成

[ 2014年7月24日 05:30 ]

徳島に快勝し、サポーターの声援に応えるGK西川(右端)ら浦和イレブン。7試合連続無失点でJ1新記録を達成

J1第16節 浦和2―0徳島

(7月23日 鳴門大塚)
 独走態勢に入った浦和が新たな勲章を手に入れた。徳島を2―0完封し、連続無失点試合を7に更新。93年の清水、96年の横浜Fの記録を実に18年ぶりに塗り替えた。DF槙野いわく記録については試合前からガチガチに意識した。「DF陣は意識してました。試合前の円陣でも“体を張ろう”ってね」。まさにしてやったりの表情だ。

 前半14分には先制弾も決めた。広島ユース時代から一緒にプレーする柏木のFKに合わせ左足を一閃(せん)。「15歳からやってますからね。(柏木が)どう蹴るかは分かってますよ」と得意げに振り返った。だがゴール後の槙野はいつもと違う。勢いに乗って追加点を狙うより守備に専念。最後まで体を張った。

 昨季はリーグ1位の66得点に対し、56失点はワースト6位タイ。「今季は後ろの選手で勝ち点を稼ぎたいと思っていた」と槙野。確かに日本代表GK西川の加入も大きいが、それ以上に全体を常に20~25メートル内にコンパクトにしようとする強い意識が鉄壁の要因という。現在、連続無失点時間も630分に到達。J1記録は93年の清水が記録した731分。あと2試合で更新する計算だ。

 ≪連続無失点時間は単独2位≫浦和が2―0で徳島に勝利し、第10節(4月29日)横浜戦からリーグ戦7試合連続無失点。J1最長記録を18年ぶりに更新した。従来の記録は93年清水、96年横浜Fの6試合連続だった。また、連続無失点時間は通算630分となり98年の横浜F(627分)を抜いて単独2位。最長無失点時間記録は93年の清水だが、当時は90分同点の延長戦が6試合のうち3試合もあり、通算731分。浦和が次戦(27日・鹿島戦)に無失点継続でも、この記録にはまだ及ばない。

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