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24日にも誕生へ!アギーレジャパン“異例の”国内6連戦

[ 2014年7月24日 05:30 ]

24日に日本代表新監督発表の可能性を示唆した日本サッカー協会の大仁会長

 アギーレジャパンが「国内6連戦」を経て来年1月のアジア杯(オーストラリア)に出陣することが23日、分かった。関係者によれば開催地が未定だった10月10、14日の連戦は新潟、埼玉で開催されることが決定的。また日本サッカー協会の大仁邦弥会長(69)は新監督就任が間近となっているハビエル・アギーレ氏(55)との交渉は順調と話しており、24日の理事会後にも発表される可能性がある。

【日本代表日程】

 10月の国際Aマッチデーの開催地が判明した。日本協会関係者によれば、10日が新潟、14日は埼玉で開催される。注目の対戦相手に関しては10日は韓国と調整中だ。大仁会長は「ボールは向こう(韓国)に投げてある状況」と説明。現在、返答を待っている。14日は既に王国ブラジルとの激突が決定的となっている。

 日本協会では早くから9、11月の国際Aマッチデーは国内での親善試合開催を決定。10月のみ開催地を未定として海外遠征を模索してきたが、方向転換した。来年1月、連覇が懸かるアジア杯には異例の「国内6連戦」を経て挑むことになった。就任間近のアギーレ監督は国内に腰を据えてチームづくりを進める。今まで以上に国内組を重視した編成も予想される。

 既定路線となっている新監督誕生はいよいよ秒読み段階だ。福島でのJヴィレッジの株主総会に出席した大仁会長はこの日、監督人事を進める日本協会の原専務理事から日々、メールで報告を受けていることを明かした。「(交渉は)順調です。あすの理事会で(原専務理事が)経過、人事について説明することになっている。できるだけ早く発表したい」と語った。

 関係者によれば既に条件面、スタッフ人事面も合意、アギーレ氏は近日中に来日し、就任会見に臨む。初陣は9月5日にウルグアイ戦、同9日のベネズエラ戦が待つ。国内6連戦の開催地は札幌→横浜→新潟→埼玉→豊田→大阪の順。日本中にアギーレジャパンの存在をお披露目し、初公式戦の舞台となるオーストラリアへ飛び立つ。

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2014年7月24日のニュース